仙台市・盛岡市にて屋根・外壁塗装を行っております✨
東北ペイントです!!
本日は、盛岡市の屋根・外壁塗装現場からお届けします😊
さて、屋根塗装の下塗り作業を行いました。
下塗り塗料は一液エポキシプライマーを使用しました。
それでは下塗り塗料の種類についてお話していきます。
まず、下塗りの役割はなにかといいますと、
・下地と上塗り塗料の密着性を高める
・下地材に塗料が染み込むのを防ぐ
・塗装の仕上がりをよくする
・上塗り塗料の機能を向上させる
といった4つの役割があります。
つぎに下塗り用塗料の主な種類をご紹介していきます。
▶シーラー
シーラーとは、下地と上塗り塗料の密着性を高め、
上塗り塗料が下地に吸い込まれるのを防ぐ効果のある
下塗り塗料です。
水性タイプと油性タイプの2種類があり、
水性タイプは臭いが少ないので、
比較的劣化が少ない箇所で使用されます。
一方、油性タイプは劣化が激しい下地で
使用されることが多く、
水性タイプに比べ臭いは強いですが、
密着性や吸い込み防止効果が高いという特徴があります。
▶プライマー
プライマーとは、上塗り塗料の密着性を高める効果のある
下塗り塗料のことを指します。
先ほどご紹介したシーラーとの明確な違いがあるわけではありません。
種類によっては、錆止め効果の持つプライマーもあるため、
主にステンレスやアルミなどの金属素材に使用されます。
▶フィラー
フィラーとは、細かなひび割れや凹凸を埋める効果がある
下塗り塗料で、主にモルタルなどのひび割れが
起こりやすい外壁に使用されます。
またフィラーを使用することによって、
凹凸の激しい下地を平らに均し、
ひび割れが浮き出てこないように覆い隠すことができます。
ただし、埋められる凹凸やひび割れの深さは
0.3mm程度なので注意が必要です。
▶微弾性フィラー
微弾性フィラーとは、シーラーの特徴である
上塗り塗料を密着させる機能と
フィラーの特徴である下地を均一に均す機能を
併せ持つ下塗り塗料のことです。
また、塗膜が柔らかくゴムのように伸縮する性質があるため、
建物の動きに追従し塗膜のひび割れや剥がれを防止する効果があります。
そのため、モルタルなどのひび割れが起こりやすい下地でよく使われます。
▶バインダー
バインダーとは、塗料の周防込を抑える機能より、
下地と上塗り塗料の密着性に重点を置いた下塗り塗料です。
塗料の吸い込みを抑える機能は弱いですが、
シーラーに比べて密着性が高いため、
金属やプラスチックなどにも使用できるという特徴があります。
主に新築工事などの下地の劣化が少ない場合に使われます。
▶サーフェイサー
サーフェイサーとは、厳密にいうと下塗りではなく
中塗りとして使われる塗料です。
下塗り塗料だけでは、埋めきれなかった下地の凹凸や
細かな傷を隠す効果があり、
色ムラをなくし上塗り塗料の発色を良くすることができます。
中には、下塗り塗料が不要なサーフェイサーのみで対応できる商品や
「プラサフ」と呼ばれるプライマーの機能を併せ持ったものも
登場しています。
主に築年数がかなり経過し、
下地の劣化が激しい建物に使用されます。
以上下塗り塗料の種類をご紹介しました。
下塗りは、塗料本来の性能や耐久性を発揮できるよう、
下地を整える役割があり非常に重要な工程です。
この工程を疎かにしてしまうと、
ムラやくずなどが目立ち見栄えが悪くなったり、
すぐに塗膜が剥がれてしまう恐れもあります。
そのため、様々な種類がある下塗り塗料の中から、
下地の素材や状態に合わせて、
適正な下塗り塗料を選ぶことが重要です。
塗料販売店からスタートした東北ペイントは
塗料の知識も豊富です。
是非お気軽にご相談、お問い合わせください。
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-2023年11月15日(水)-