雨樋の役割とは?
雨樋は、降り注ぐ雨水を適切に地上や下水道へと導く役目を果たしています。これが欠けると、実は住宅には大きな影響が出てしまうのです。「具体的には?」と思われるかもしれませんね。以下にその影響をいくつか挙げます。
- 雨の音が増大する
- 屋根から流れる雨水が1階の屋根や庇、地面に直接落下するため、雨の音が増える。
- 泥水が飛び散り、外壁を汚れる
- 地面に落ちた雨水が泥と混ざり、外壁に飛び散ることがある。特に隣の家との間隔が狭いと、その家の外壁にも影響が出ることがあります。
- 雨水が外壁を流れ、雨染みが目立つようになる
- 屋根からの雨が外壁や軒を流れると、雨染みや汚れが目立ち、放置するとカビが生じたり、外壁の劣化を早めることがある。
- 隙間から雨水が侵入し、雨漏りの原因となる
- 些細な隙間やひび割れから、雨水が家の中に入り込み、雨漏りを起こすことがある。
このように、雨樋は「雨水」に関連するさまざまなトラブルを防ぐための重要な部分です。外壁や屋根ほど目立たないかもしれませんが、住宅を守るための欠かせない役割を果たしているのです。